アンドロメダ座 Andromeda

カシオペア座のWから下のほうに目線をうつしたところにあります。
腰のあたりにあるアンドロメダ大銀河は
双眼鏡でもぼわっと渦を巻いているように見え
秋の星空観測には欠かせない楽しみの1つです。

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アンドロメダはカシオペアの娘です。
おしゃべりが過ぎて神々の怒りをかった母親のせいで
大くじらへのいけにえとして
差し出されてしまうはめになりました。
(このあたりの話はカシオペア座のページにあります)

岩場にくさりでつながれたアンドロメダのもとに
大くじらがやってきて、今まさに飲み込もうとしたその瞬間!

天馬ペガサスに乗った王子ペルセウスが助けにきたのです。

ペルセウスはたった今退治してきたばかりの
メドゥーサの首をくじらの前に突きつけます。

メドゥーサとは髪の毛が全部蛇でできており、
その目を見たものはすべて石になってしまうという化け物。
死んで首だけになってもその目力は健在で、
くじらはたちまち石になり沈んでしまいました。

アンドロメダとペルセウスは恋に落ち、幸せにくらしましたとさ。

アンドロメダ座の見どころはやはり、
腰のあたりにあるM31、アンドロメダ大銀河でしょう。
これは星団などというものとは違い、
もっと途方もない数の星の大大大集団です。
私たちの太陽系が属する天の川銀河の2倍の大きさと言われています。

空が暗ければ肉眼でもぼんやりとわかります。
さらに双眼鏡だとぼわっと渦を巻いているのがわかります。
あの渦が、私たちの住む太陽系よりもさらに大きな銀河と考えると…
気が遠くなりそうですが\(;゚∇゚)/
秋の星空観測の楽しみの1つですね。

ちなみに私たちの天の川銀河とこのアンドロメダ大銀河は
秒速300kmの速さでだんだん近づきつつあり
いずれ衝突して一つの大きな銀河になると言われています。

しかしそれは50億年先のことだそうです;^_^A)