いるか座 Delphinus

小さく暗い星のあつまりなのですが、
意外にも、形がきれいなひし型なので目に付きやすいです。
日本では、その形の通り菱星と呼ばれていたそうです。

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小さくてとってもかわいいんです。
夏の大三角を見るときにはぜひ忘れずに
チェックしたい星座です。

わし座のすぐ近くにあります。
アルタイルと両側の星を合わせた3つ星の並びから
天頂に向かって垂直に目線を移してみてください。

ところで、いるか座の絵を見て
何この生き物?
と思われたかもしれませんが…、(;^_^A

昔の星図にはいるかはこのように描かれていました。
きちんと全身を見る事がなかったために
想像で補われている部分があるのかもしれません。
私も初めて見たときは…(;^_^A
あまりかわいくないし、第一何かわからないので、
最近の子供用の本などでは
こんな風になっているものもあります。

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まあ、イメージしやすいし、
本来の星座の形にも近いですよね。

しかし私は、上の変ないるかが好きなんですよねー(;´▽`A
何度も見ているうちに、癖になるというか…

いるか座の神話ですが、海の生き物なので
出てくるのは海神ポセイドンです。
ポセイドンは一目惚れした海の妖精アンフィトリテをさらって妻にしたものの
彼女からは嫌われ、ついに逃げられてしまいます。

妻を探して世界中の海を探し回ったポセイドン。
ついに彼女を見つけたのが、使いのいるかだったのです。
ポセイドンは彼女に頭を下げてもう一度一緒になってもらいました。

そして、いるかはその功績を認められて星座になったそうです。