星を見る準備

星を見るときには

まず!できるだけ暗いところへいきましょう。
あたりまえと思われるかもしれませんが、
暗いところって、意外と難しかったりします。

星を薄くしてしまうもの、その1つは街の明かり。
もう1つは月明かりです。

もちろん都市部でも見えますが、
よりたくさんの星を求めるなら山や海など
街からはずれたところをおすすめします。

月明かりはどうしようもないので
なるべく月の出ていないときをねらって観測しましょう。

場所そのものとしては、
周りの建物が低い、見晴らしの良いところが望ましいです。

山や海から離れた都市部の方の場合、
大きな橋の上が見やすいかもしれません。
ただし車や自転車など交通にはくれぐれも注意してください( ̄人 ̄)

夜の外出なので、安全にじゅうぶん注意して
星を楽しみましょう。

星を見るための道具

動きやすく、かつ露出の少ない服装で出かけましょう。

絶対にあったほうがいいもの

①星座盤(星座早見表)
誰もが1度は使ったことのある星座盤、詳しい星図よりも1番使えます
学校の教材でもありましたよね
②懐中電灯
星座盤などを確認するのはもちろんのこと、安全のためにも必需品!

あれば便利、より楽しめるもの

③方位磁石
基本的には、星の位置で方角はわかりますが一応
④上着
山の上などは夏でも涼しく、虫も多いので露出が少ないほうが良いです。冬はもちろん、寒いので
⑤双眼鏡
星団や月の模様など見えるものが増えます。手軽で、動きやすいので望遠鏡とはまた違う楽しみ方ができます。
⑥星団、星雲の見方がわかる本
双眼鏡があるときは、もっていると楽しさが倍増
⑦アウトドア用の折りたたみいす
長時間の場合は座れたほうが楽です じっと上を見続けるので、思っているより疲れます

そのほか、星の正確な位置を知りたいとき、
あの小さい星が気になるー! というときのために
全天星図を1つもっていると重宝します

双眼鏡は楽しい

私の愛用星空道具は大昔買った
Vixen(ビクセン)の双眼鏡

望遠鏡を見たい時は、プラネタリウム開催の星空観察会のようなところに
おじゃまして…( ̄人 ̄)
自分で持つのは夢のまた夢です

そんな双眼鏡(それも1種類)しか持たない私があれこれ言うのも何ですが

双眼鏡の良いところは
・持ち運びが楽
・固定したいので、ぐるぐる見回せる
・値段的にもお手頃(もちろん高性能高級品もあります)
でしょうか

さらに
・双眼鏡のほうが見えやすい星団がある
というのもあります。
小さめの星団なら、双眼鏡の丸枠に ちょうど入ってくるので
全体を見たい時は双眼鏡がちょうどいいんですね。

月のクレーターも良く見えますし、 もしこれから道具購入をお考えの方は
双眼鏡おすすめしたいです。

私が初めて双眼鏡を買い、その日に空を見上げたとき、
星ってこんなにも みっしり と、空じゅうにあるんだ!

と感激したものです。
なんだかいつも後ろが煙って見えるなあと思っていたら、
さらに遠くの、みっしり集まった星が煙のように ぼうっと見えていたんですね。
肉眼では、いかに限られた星しか見えていなかったかを実感しました。
星空を見る楽しさがさらに広がりました(´ー`)

ビクセンの双眼鏡を買った時言われたのが
目に付ける方、接眼レンズについているキャップを
横の紐に通しておくようにということ
つまり紐に付けたまま取り外しできるようにすべしということです。
(買った時にお店で通してもらいました)
お店の方「こうしておかないとここのキャップは100%なくすから」
私「なるほどー!凄い」
お店の方「まあこうしててもそのうちなくなるけどね」
私「(そうなのか…( ̄▽ ̄;))」
それから10年以上経ちましたが
紐に通してもらったおかげで今のところ、まだあります;^_^A)