いて座 Sagittarius

天の川をはさんで、さそり座のすぐ隣にあります。

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いて座の目印は、中心部にある6個の星、南斗六星。

誰もがご存知の北斗七星に対してこう呼ばれます。
星の数は6個しかありませんが、同じようなひしゃくの形をしているためです。

西洋では、天の川(ミルキーウェイ)の水をすくう
スプーンに見立て、ミルクディッパーとも呼ばれています。

さそり座のアンタレスから
左に視線をずらすと見つかります。

ここまではいいのですが…
この星座、ほかの星が暗いこと、位置が低いこともあり
はっきり言って見づらいです(-_-;)
私も上図のすべてをたどれたことがまだありません。

南斗六星を手がかりに想像してみてください(;^_^A

南斗六星の上には、明るい球状星団M22もありますので
望遠鏡のある方はぜひ!

いて座は、ギリシャ神話に出てくる
半人半馬のケンタウロス族の1人、ケイロンの姿をしています。

ケイロンは、狩り好きで気性の荒いケンタウロス族の中では珍しく
穏やかで正義感の強い馬人でした。
ふたご座のカストルに武術を教え、
へびつかい座のアスクレピオスに医術を教え、
人と親しく付き合い尊敬されていたのです。

そんなケイロンを称え、大神ゼウスが彼を星座にしました。

いて座がとなりのさそり座に向かって矢を放つ格好をしているのは、
ゼウスの命令で、大さそりが暴れださないよう
常に狙いを定めているという説があります。