- 冬の星座
- トレミーの48星座のうちの1つ
- 明るい恒星…ベテルギウス、リゲル
- 見えやすい時期…10月中旬~12月中旬
冬の星座のなかでも人気の高いオリオン座。
人の姿を映した星座はたくさんありますが、
これだけかたちがわかりやすいのは
オリオン座くらいです。
しかも1等星が2つ、2等星が5つという明るさで
まさに真冬の空を彩る王者と言えるでしょうヽ(^◇^*)/
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狩りの名人であるオリオンが
右手にこん棒、左手にライオンの毛皮を持ち
となりのおうし座と闘うかのように腕を振り上げる姿も
よく知られているものですが、
だいたいひげもじゃで描かれているので
おじさんのイメージがあります。
が、オリオンは青年で、しかも天界きっての男前でした。
狩りは強いわ女にもてるわで調子に乗ったオリオンが
自分にかなうものはいない!と
大いばりで暴れまくっていたところ
生意気だと神々の怒りを買うはめに…
(神話はこのパターンが多い)
女神ヘラが遣わした大さそりに刺し殺されてしまいます。
これがさそり座のページにある
オリオンが今でもさそりから逃げ回っている理由です。
オリオンの死にはもう1つ神話があるんですが
これはかわいそうなので自分としてはさそりのほうがましかなと…
どんな話かというと
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
月の女神アルテミスと恋に落ちたオリオン。
しかしアルテミスの兄、太陽神アポロンは妹と人間の恋に反対だった。
ある日、アポロンはアルテミスを海岸に呼び出し、
遠くにあるあの的が打てるか?と試す。
弓の名手であるアルテミスは誘いに乗り見事的を射る。
しかし打ち上げられた的を見るとそれはオリオンだった∑(゚□゚
アポロンがオリオンをはるか沖まで誘い出しておいたのだった。
アルテミスは泣きながら彼を星座にした。
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………(;-_-)
大昔、この話を神話の本で読み
子供心に重苦しい気持ちになったものです(;^_^A
オリオン座の肩にある1等星ベテルギウスは
かなり年老いた星で、温度が下がり膨張が進んでいます。
明日爆発してもおかしくない、と言われているようです。
非常にギラギラしてます。
三つ星の下にあるM42はオリオン大星雲と言われ、
双眼鏡で見ると星の固まりが縦に伸びている図が、
望遠鏡で見るとチョウが羽を広げたような形が見えます。
とても面白いのでおすすめです。