- 秋の星座
- トレミーの48星座のうちの1つ
- 明るい恒星…なし
- 見えやすい時期…10月中旬～12月中旬
1等星はないものの、きれいなＷ型でおなじみの星座。
北斗七星のように、北極星を探す目印にもなります。
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いすに座っているのは王妃カシオペヤ。
娘のアンドロメダ王女の美しさがとても自慢で、
いつも誰彼かまわず話してまわっていました。
ところが、ある日口にしたセリフ
「私の娘は海神ポセイドンの娘たちよりもっとキレイなのよね」
これがポセイドンの耳に入ってしまい
「人間のクセに神より美しいなんて傲慢な！(｀ヘ´#) 」
と怒りをかってしまいます。
それからというもの街に津波がおきたり
くじらが暴れまわったりして大騒ぎに。
これを鎮めるためには娘のアンドロメダをささげるしかないということになり、
かわいそうなアンドロメダは餌食となってしまいます。
そしてカシオペヤは罰としていすに縛られたまま
休みなく星座として空に居続けなければならなくなったのです。
休みなしとは、どういうことか？というと、
このカシオペヤ座、北極星を探す目印になることかもわかるように
北極星の近くにあります。
北極星は位置を変えず1年じゅう見えますよね。
そしてすべての星は北極星を中心にまわっているので
北極星に近いところにある星（周極星といいます）ほど
ほとんど位置を変えず、いつも見えていることになります。
カシオペヤ座も周極星の集まりなので
ほぼ1年中見ることができます。
と言っても日本ではいつも見えやすいわけではなく
秋から冬が見ごろです。
口が過ぎたということなのでしょうが、
ちょっと、かわいそうですよね(;^_^A
まあもっとかわいそうなのは
娘のアンドロメダなんですが、
彼女はちゃんと助かります。
それはアンドロメダ座のお話になります。
カシオペヤ座を使った北極星の見つけ方ですが、
Ｗの両端の線を下に伸ばして交差する場所と、
Ｗの真ん中の星との間の距離を５倍伸ばした方向にあります。
北極星を使ったものよりちょっと難しいですが
慣れると簡単に見つけられるようになります。