おおいぬ座 Canis Major

冬に、ぱっと空を見上げた時
もっとも明るい星、-1.5等星のシリウスが目印。
シリウスはギリシャ語で光り輝くという意味だそうです。
太陽の26倍もの光を放っています。
そのシリウスを鼻先として見てみると
ちゃんと犬の形をしています。

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ちょっと猫っぽくなった(;^_^A

この犬、オリオン座の足元にいるので
狩りをするオリオンが従えている猟犬だという話やら
地獄の番犬、ケルベロスだという話やら
様々に言い伝えられていますが
もっともメジャーなのは
きつねを狩る猟犬ケラプスの話です。

月の女神アルテミスの侍女プロクリスの飼い犬だったケラプス。
あるとき町に大きなきつねが出没して暴れまわり、
捕まえられるのはケラプスしかいない、と放たれましたが
きつねがあまりにすばやくて
さすがのケラプスも捕まえることができません。

困ったプロクリスの夫、ケファロスが
槍を投げようとしたところ
きつねもケラプスもその場で石になってしまいました。

これは天から追いかけっこを見ていたゼウスが
すばらしく速い2匹がこれ以上傷つけあわないように、
また槍で傷つけられないようにと
石にしてしまったのです。

ゼウスはその後、ケラプスを天に上げ
星座にしたのでした。
(きつねはどうなったのか…)

ちなみに左上にあるこいぬ座は
おおいぬ座より後からつくられた星座のためその名前がついたもので
神話的には特に関連はないようです

こいぬ座の命名の由来についてはこちらへどうぞ(^◇^)